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檀家管理システム 菩提樹

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「菩提樹」は、様々な寺院業務における檀家世帯の管理に威力を発揮できる無償のソフトウェアです。

■ Windows8.1対応状況


 1.Windows8.1 with Updateで確認された事象

 Windows8.1(64bit版)へのインストール検証を行う過程で菩提樹が動作しないケースを確認しました。
 この現象は64bit版OSで発生しますが、製品版Officeがインストールされている環境や、Windows Updateの適用方法などにより自然に解決する場合もあり、これまで顕在化していませんでした。
 クリーンな状態のWindows8.1(インストール直後の状態)にAccess2007Runtimeをインストールしても菩提樹の実行でエラーが発生します。この問題は他のofficeアプリケーションにおいても発生する可能性が有ります。原因はWindows Updateが適切に実行されていなかった事に有ります。

※ 注意
 今回検証に利用したWindows8.1では、Windows Updateの初期の設定がAccess2007 Runtimeに対するUpdateを検出しない設定になっていました。これは、Windowsの既定の設定のようです。以下、検出させる為の設定の説明を行います。

 2.Windows Updateの設定変更

① コントロールパネルからWindows Updateを開き、左側のメニューから「設定変更」を選びます。



② 設定変更画面の下部にあるMicrosoft Updateの「Windowsの更新時に他の…」に✔を入れます。



③ 設定を保存して操作を完了させると、Windows Updateが実行されます。

 検索されたすべてのUpdateを適用して下さい。また、Updateが一旦完了しても、まだUpdateが残っている場合があります。必ず「更新プログラムの確認」ボタンを押して、Updateに残りが無いかを確認してください。

※ 以上の操作は菩提樹のインストール前でも後でも構いませんが、必ず菩提樹の初期起動前に行って下さい。Updateが未適用の状態で菩提樹の初期起動を行った場合については動作検証していません。少なくとも入力操作を行う場合にエラーになります。


【解説】
 今回の現象は不具合では有りませんがアプリケーションが動作しないという非常に不都合な現象です。
 同様の事象によって動作しないOfficeアプリケーション(Accessの他、Excel、Wordなどで開発されたアプリケーション)は相当量存在していると思います。そこで本件に関して少々解説をさせて頂きます。

 今回、WindowsUpdateが一部のモジュールのUpdateを検出しない事からOfficeアプリケーションの動作に異常を来すという問題の原因は「MSCOMCTL」という名前のモジュールに有ります。
 MSCOMCTLは、Microsoftが提供する一種のプログラムです。非常に古くから存在しており、Windowsらしさを司る非常に重要なモジュールです。通常、AccessのRuntimeをインストールした時にWindows\System32というフォルダ内にインストールされますが、Windowsが64bit版の場合には、これがWindows\SysWOW64というフォルダにインストールされます。(これは正常な動作です)
 インストール先が異なるのはMSCOMCTLが32bitモジュールである為です。菩提樹のようなプログラムがMSCOMCTLを必要とした場合、64bitのWindowsはWindows\SysWOW64のフォルダからMSCOMCTLを探し、32bit版ではWindows\System32から対象を探索します。
 以上が予定された行動ですが、実際にはAccessRuntimeをインストールしただけでは、なぜかMSCOMCTLを探してくれません。原因はインストールしたMSCOMCTLのバージョンが古い為のようです。そこでUpdateする必要が生れます。

 しかし、更なる落とし穴がありました。これが、今回の操作で設定した対応です。
 Windows Updateの初期設定では、AccessRuntimeをインストールしていても、対応するUpdateを検索してくれませんでした。(因みにAccess2010のRuntimeでは、起動時に今回の設定と同等の設定変更が一回だけ問い合わせられますが、それを無視すると同じ手続きが必要になります)

 3.Windows8.1 その他の課題

 検証した環境(Windows8.1)ではプレインストールされているFontに不足が有りました。菩提樹では、行書体、楷書体などの和文フォントを使用しますが、今回の確認対象(Windows8.1)には初期状態でインストールされていませんでした。その為、未インストールのフォントはゴシック体などの不適当な書体で表示されます。この状況は、フォントのインストールにより解消されます。
 本件の対策としては次の2つの方法が有ります。(他のPCからのフォントの移植も容易な対策の一つですが、権利関係の問題が有りますので推奨しません)

 ① Microsoft officeのパッケージインストール(有償)
 ② Microsoft Access 2010 runtimeのインストール(無償) ※32bit版

● Microsoft Access 2010 runtimeをインストールした場合、直後の菩提樹の起動時、既にインストールされているAccess2007とAccess2010 の何れを使用して菩提樹を動かすかを尋ねられます。ここではAccess2007を選択してください。Access2010で菩提樹を実行すると、絵付きのボタンの表示が乱れます。機能には問題ありません。

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